スポットガイド

行く前に知っておくこと

おすすめ時間
夕方〜夜
最終確認 · 2026年7月10日
料金
エリアの入場料なし。会場・買い物・飲食は別料金
一次情報で確認 · 2026年7月10日
所要時間
1〜3時間
最終確認 · 2026年7月10日
休み
公共エリア。営業時間・定休日は施設ごとに異なります
一次情報で確認 · 2026年7月10日
混雑
金曜・土曜の夜は非常に混雑
最終確認 · 2026年7月10日

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この場所の物語

弘大(ホンデ)は、美術大学である弘益大学校の足元に広がる街です。現在は、路上にリングライトを立ててK-POPを踊るティーンエイジャー、複数階を占拠する巨大なキャラクターショップ、そして数歩ごとに現れる無人のセルフ写真館で埋め尽くされています。

かつてアンダーグラウンド文化の聖地と呼ばれた面影は薄れ、スマートフォンの画面越しによく見る「韓国のエネルギー」を、強烈なネオンと大音量のビートとともに物理的に浴びる場所になっています。

この街の輪郭を引いたのは、1955年に移転してきた弘益大学の学生たちです。国内最高峰の美大生たちが、広い作業場と安い家賃を求めて周辺の薄暗い地下室や空き倉庫をアトリエに改装しました。路地には画材店と学生向けの安食堂が並び、急速な工業化と高層化が進むソウルの中で、ここだけがDIYの匂いを漂わせるボヘミアンな空間として独自の生態系を保っていました。

1990年代に入り、長らく続いた軍事政権が終わって表現の自由や服装の制限が解かれると、鬱屈していたエネルギーがこの学生街の地下室で爆発します。1995年にオープンしたライブハウス「Club Drug」を中心に、ギターを握った若者たちが「朝鮮パンク」という独自のジャンルを生み出しました。美大生たちがライブのフライヤーやCDジャケットをデザインし、音楽とアートが結びついた独立心の強い「弘大アイデンティティ」がここで定着します。

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