「南大門市場にないものは、韓国にもない」。そう言われることがあるくらい、ここはとにかく巨大で、なんでも飲み込むみたいな市場です。
歩くときは、地図どおりに進もうとしなくて大丈夫。台車やバイクがぎりぎりですれ違う細い路地を、あえて迷子になりながら進むのがいちばん楽しい。昼の迷路が、夜になると別の顔を見せるのも、この場所のおもしろさです。
お腹が空いたら、湯気が立ちこめる「カルグクス横丁」を探してみてください。元気なおばあちゃんたちが腕を振るうこの細い通りでは、手打ちうどんを頼むと、店によってはピリ辛の冷麺や麦飯まで一緒に出てきたりする。
チャプチェ入りホットクの香ばしい匂い。あちこちから飛び交う威勢のいい声。まずは感覚の赴くままに、この熱気の中へ飛び込んでみましょう。
