ソウルの王宮というと、一番大きな景福宮(キョンボックン)を思い浮かべる方が多いかもしれません。でも、もし一つだけじっくり見るなら、ここ昌徳宮(チャンドックン)がおすすめです。
理由はシンプルで、朝鮮王朝の王様たちがいちばん長く暮らした、「本当の家」がここだったから。観光のための舞台というより、生活の時間が積もった場所なんですね。
しかも驚くのが、1980年代まで最後の皇族たちが実際にここで暮らしていたこと。伝統的な空間の中に、ガラス窓や西洋家具の気配がすっと混ざっている部屋もあります。
そして奥には、敷地の大部分を占める森の庭が広がっています。その呼び名も含めて、ここから先が昌徳宮のいちばん面白いところです。
